手作り防災グッズの作り方
どんなに備えておいても、『いざ』という時にはなにかしら足りないものがあるもの。
今回は『いざ』という時にも慌てない、手作り防災グッズの作り方を見てみましょう。
靴をはくわけにはいかないが、素足で降りるのも危ない。
そんな場所に行く時に役立つのがスリッパです。
ですが、防災用品にスリッパを入れている人は少ないでしょう。
そこでオススメなのが新聞紙を折りたたんで手作りする新聞紙スリッパです。
作り方はとても簡単! 新聞紙を折っていくだけです。
言葉で説明するのはちょっとむずかしいので、下の動画を見ていただくのが早いでしょう。
震災時にいきなり作るのは大変なので、日常から練習しておくといいかもしれませんね。
現代人は電灯の光に慣れているので、夜に真っ暗になると不安になります。
震災時は電気が途絶えることも予想されますので、ランプがあるといいでしょう。
しかし、普段から本格的なランプを用意しておくのも大変です。
そこで、ツナ缶を使った簡易的なランプを作ってみましょう。
- ティッシュをひも状にする。 ティッシュがなければ、燃えやすい紙ならなんでもいいです。 これを火をつける芯にします。
- ツナ缶に穴を開ける。 1で作ったティッシュの芯を刺す穴を開けます。
- 芯をツナ缶に刺す。 しばらくすると、芯にツナ缶の油が染み込みます。
- 点火する ライターかマッチで点火します。最初は驚くほど光と炎が出ます。 しばらくすると炎は落ち着き、一時間ほどで消えます。
- ツナを食べる。 燃え終わったツナ缶の中身は美味しくいただいちゃいましょう。
というわけで、ツナ缶のランプは便利なのですが、
以外なほど炎が出ますので火災などの二次災害には十分注意してください。
屋内で行う場合は換気も忘れずに!
大地震の日、晴れているとは限りません。
普段から雨ガッパを用意しておくことが望ましいですが、 もしも無ければポリゴミ袋で代用できます。
穴を開けて身にまとうだけでもいいですが、もっと本格的に手作りもできます。
これも、文字では伝えにくいので、動画を御覧ください。
ハサミが必要ですし、ちょっと面倒かもしれません。
あくまでも簡易用なので、雨ガッパを防災グッズに入れておくことが大前提だと心得ていてください。
そのうえで、もしも足りなければ使ってください。
防災ベストを作っておこう
最後は災害が起こる前に作っておくべき防災ベストです。
特に小さなお子様向けにオススメです。
災害時は子どもだって一人で生き残らなければならないかもしれないのです。
1.ポケットが多めのベストを買ってくる。
着やすいように前開きチャックあったほうがいいでしょう。
また、これからポケットを増やしますが、 もともとポケットが多いならそれにこしたことはありません。
少し大きめのベストにしてください。
2.大きめのポーチを裏面に縫い付ける
できれば肌触りの柔らかいものがいいでしょう。
これが第二、第三のポケットになります。
3.背中にもポーチを縫い付ける
背中にもポーチを縫いつけます。
4.ポケットやポーチに非常食などを詰める
お菓子一つあるだけでも生きる勇気がわきます。
もちろん、生き延びるにはとても足りないでしょうが、 それでもあったほうがいいです。
他には常備薬、手袋(軍手)、ビニール袋など、 最低限の防災グッズを詰め込みましょう。
同時に、服の裏面に氏名、連絡先、血液型、持病などを書いておくと、
お子様が保護されたあとに大変助かります。
ほんのちょっとの備えが、あなたの子どもを助けるかもしれません。
小さなお子様には重たいリュックを背をわせるよりもずっと現実的です。