防災グッズ　選び方のポイントを解説

防災グッズ選びのポイント

防災グッズは世の中にたくさん出回っています。

出回りすぎていて、何を選んだら良いのか分からないという方も多いかと思います。

そこで、今回は防災グッズの選び方を考えてみたいと思います。

 本当にそれを背負って逃げられるか？

防災グッズを用意するとき、

ついつい『あれもこれも』とリュックに放り込む人がいます。

しかし、これは考え物です。

防災リュックが重くなりすぎると、その分いざというときに体力が必要です。

災害のとき一番守らなくてはいけないのは、他でもないあなたと家族の命です。

 本当にそれ必要？

防災グッズというと、何となくイメージで

『普段使わない特殊なモノ』を入れたがる人がいます。

ですが、本当にそれは必要ですか？

普段使ったこともない道具を本当に使いこなせますか？

代表例が『ロープ』です。

防災グッズにロープを入れたがる人がいますが、一体何に使うつもりなのでしょうか。

災害時に何かを縛る必要なんて殆どありません。

まさか、マンションの上層階からロープを伝わって逃げる？

あなたが本職のレスキュー隊員かスタントマンでなければ、

危険なので絶対にやらないでください！！

 思い込みを捨てる

防災用品と言えばカンパンと思っている人が多いです。

別にカンパンを入れてはいけないとは申しませんが、

現在ではカンパンよりもおいしくて保存のきく食品もたくさんあります。

水分が不足する避難生活で、カンパンはのどが渇きます。

カンパンに限らず、『防災用品といえばコレ！！』

みたいな思い込みはいったん置いておきましょう。

冷静になって、本当にそれが必要か考えましょう。

 普段使っているものこそ防災用品

防災用品というと特殊なものばかり考える人がいますが、

実際には普段使っているものこそが大切です。

なぜなら、普段使っているものは必要だから使っている物であるはずだからです。

例えば

下着やジャンパー、靴下などの衣類。

腕時計や携帯電話。

お手ふきやタオル、赤ちゃんのおむつなど。

そういった普段使いのグッズこそが避難所で必要になります。

あと、盲点としては常備薬と現金でしょう。

これは絶対に必要になりますから必ず防災用品の中に入れておいてください。

防災用品だからといって

特別に用意しなければならないものは思いの外少ないものです。

それよりも、普段使っているものをコンパクトにまとめておくことがとても大切なのです。

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