防災グッズ 不要な物の代表例
東日本大震災以降、防災グッズをそろえるようにしたという方も多いと思います。
しかし、この防災グッズをそろえるにあたって、
本当に必要なのか疑わしいものまでリュックに詰めてしまう人がいるようです。
それはお金の無駄なだけで無く、
いざというときに無駄に重くなって命に関わります。
今回は『これはいらない』防災グッズを考えてみたいと思います。
いらない防災グッズの代表!? ロープ
防災グッズというとなぜかロープやビニールひもを入れたがる人がいます。
一体何に使うつもりなのか理解に苦しみます。
災害時に何かを縛っておかなければならないことなどほとんどありません。
仮にあったとしても優先順位は低いでしょう。
中にはロープをつたって
マンションの高層階から逃げようなどと考える方もいるようです。
しかし、冷静になってください。
何の訓練も受けていない一般人がロープ一本でビルから脱出する?
危険きわまりない行為です。
というか、まず不可能です。
どこにはるつもりなの? テント
防災グッズにテントを入れたがる人がいます。
しかし、リュックには入らないでしょう。
そこでリュックの横に折りたたみ式のテントを置いておくなんていう方がいます。
はっきりいって、
そんなものを持っていたらいざというとき逃げれません。
第一、一体どこにテントを張るつもりなのでしょうか。
多くの場合避難所は近所の学校か公民館などでしょう。
学校の校庭にテントをはるのでしょうか?
普通は体育館か教室が避難場所のはずです。
サバイバルと言ってもキャンプではありません。
もっといいものがあるので……毛布&新聞紙
冬場など、暖を取るために毛布を持って行こうという方がいますが、
はっきりいってリュックに入らないでしょう。
ならばと、おばあちゃんの知恵袋的に
新聞紙につつまればいいのではと 用意する人もいます。
しかし、これよりももっと良い物があります。
非常用ブランケットを一枚用意すればよいのです。
非常用ブランケットとはたたむと手のひらサイズになる、防寒用グッズです。
広げてつつまれば新聞紙や毛布よりもずっと暖かいです。
毛布や新聞紙は全く役に立たないとは言いませんが、
現在ではもっと良いものがあるので不要であるといえます。
これら以外にも、色々と不要なものを防災リュックに突っ込んでいませんか?
冷静に考えましょう。
限られた容量のなかに、本当に必要なものは何か、よく考えておくべきです。
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