冬の防災グッズ 要る物と要らない物
東日本大震災は3月11日に起きました。
東北はまだ雪が残っており、吹雪いていた地域もあったそうです。
そういった中で、皆さんが困ったのが寒さです。
今回は防災グッズに是非入れておきたい冬の寒さを防ぐグッズをご紹介します。
冬といっても特殊なものは必要ない?
とはいっても、災害時だからこれが役に立つなんていう
特殊なグッズがあるわけではありません。
むしろ、普段使っている防寒グッズこそが災害時にも役に立つのです。
具体的には以下のようなものです。
こういったものを普段からきちんと用意しておくことが大切です。
避難生活となれば何日も洗濯できません。
避難中に雪や雨に濡れてしまうこともあるでしょう。
そういうときのためにシャツや靴下は着替えの分も用意しましょう。
災害用の防寒グッズといえばブランケット
とはいえ、災害用に用意しておいた方が良い物もあります。
それが非常用ブランケットです。
折りたたむと手のひらサイズになるのですが、
広げて身体を包むと毛布以上に暖かいのです。
昔は新聞紙にくるまると良い等と言われていましたし、現在でも有効でしょうが、
それ以上にこのブランケットは役に立ちます。
なお、毛布や寝袋は個人の防災グッズには入れられないでしょう。
それだけでリュックがいっぱいになってしまって、
他のものが持てなくなってしまいますから。
火をおこすことは意外と難しい?
防寒というと、火をおこして暖まるというイメージがある方もいるでしょう。
しかし、現在の日本の災害時に、
火をおこして暖まるのはとても難しいです。
なぜならば、避難場所は学校や公民館であることがほとんどです。
そんな場所で火をおこしたら火災などの二次災害につながります。
なにより、他の人に迷惑でしょう。
料理用の火すらおこせない場合もありますから、
防寒用に火をつけるグッズを用意するのは愚かなことだと思います。
寒さは人の体力を急激に奪います。
冬の防災には寒さ対策が必ず必要です。
夏と冬で防災リュックの中身は変えておく癖をつけた方が良いかもしれませんね。
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